借金

 

ばっかじゃないの!

自分が借金地獄にハマるまでは、心の中で、そんな人間を見下していた。

 

 


大学に進学


大学入学

 

1年浪人し、やっと入った4流大学。

バブルが弾ける寸前。

勉強そっちのけで、昼は肉体系でバイトし、夜はバイト先の若社長と飲み歩き。

 

仕事終わって、まずサウナ。

かる~くビールひっかけて、回転すし。

程よくビールもまわり、おなかもいっぱい。

 

 

若社長:「ろそろ、いくか!」

 

私:「まじっすか・・・?

 

 

疑問形で返してみるものの、心の中では行く気満々。w

レッツ・ゴー!

タクシーで五反田の繁華街にくりだします。

 

お店は若社長行きつけの、ャバクラ。

 

お店に入ると、なんだこりゃあと思える程の広いスペース。

綺麗なおねえ様方が、20?30?人、ずらりと並んでおられます。

ん~、いい香り・・・。

 

飲めや触れや、どんちゃん騒ぎ。

次の日が休みの時は、おネイちゃん誘ってカラオケだったり焼肉だったり。

一体、毎晩毎晩、いくら使ったのだろう。

 

 

 

でもこの時期は、借金など無縁なRich学生。

 

バイト代、1日1.3マン。

それを15日ぐらいやっていたので、20マン近く稼いでいた。

そこに仕送り、10マン。

 

 

さらに、

 

昼夜の飲食代、すべて、

 

若社長の・ご・り。

 

 

バイトを一生懸命やっていたことなどもあり、私、若社長のお気に入り。w

バイトの日も休みの日も、ほぼ一緒。

今思えば、これまでの人生のークだった。

 

 

 


就職


就職

人生初めての就職は、「SE」。

 

しすてむえんじにあって呼ばれるお仕事。

決めた理由は、地元にUターンが可能だったから。ただそれだけ。

東京で1年間の研修。

 

まさに獄。

通勤は、徒歩~電車~徒歩で、会社まで90分。

梅雨時は、会社に着く前に満員電車でワイシャツがビショビショ。

 

学生時代は、どこに行くにもスクーター。

それと若社長のベンツとポルシェ。

そんな生活をしてきたもので・・・・。

 

 

ほじゃね?

 

 

サラリーマンってこんなくそ生活おくってんの?

社会人1年生に、つらい現実が・・・。

 

 


地元へUターン


Uターン就職

イカー通勤、最高~。

暑かろうが、雨が降ろうが、エアコンスイッチONで快適空間。

あの地獄のような満員電車の通勤とは雲泥の差。

 

 

やっぱ、地元だね。

上司、先輩にも恵まれまずまずのサラリーマンライフ送っていた。

しかし1年もたたずして、ブルが弾けた。。。

 

 

 

その影響もあって、地元の営業所が縮小するとのこと。

東京へ戻るか、退職かを迫られる。

 

 

 

っ決!

 

 

「辞めます。」

そして、就職活動。

特にやりたいこともなく、なんとなく、倉庫を管理する会社へ再就職。

 

なんてことない仕事を続ける日々。

仕事が終われば、仲間とパチンコ。

閉店したあとは、仲間と居酒屋・・・。

 

 

ダラダラとそんな生活を送りつつ、彼女も年頃。

親からのプレッシャーもあり、30才前に婚へ。

 

 


夫婦生活


夫婦生活

 

 

ま~い生活。

仕事も順調、子供もできた。

でも何か満たされない気持ち。

 

 

このまま、おれ、定年迎えるの?

ふつ~の生活が我慢できなくなってくる。

そしてふか~く考えず、嫁に、

 

 

おれ「会社、めるわ!」

 

よめ「これから先、大丈夫なの?」

 

おれ「まかせろ!」

 

よめ「・・・・」

 

 

 

おれ。31歳。

ここから、一気に、金地獄へと転げ落ちていくことになる。

 

 

 


ドツボ


借金地獄

 

一度噛み合わなくなった車、そうそうもとには戻らない。

自分でビジネスをやってみるものの、何をやってもだめ。

毎月の生活費を工面するために、消費者金融から借金する有様。

 

 

借金は、確実に増えていく。

でも、あのつまらないサラリーマン生活には戻りたくない。

がむしゃらに頑張るが、一向に生活は上を向かない。

 

 

くそ!もうダメか・・・・。

さすがに嫁も、我慢の限界。

the END。

 

 

小さな子供を抱えたまま、婚するわけにはいかない。

 

 

 


借金返済生活スタート!


消費者金融

 

33才。

ここからが~い、借金返済生活がスタートする。

 

 

30才も過ぎると、ろくな仕事もない。

手に職もあるわけでもなく、再就職難航。

生活もままならない状態で、プラプラしてるわけにもいかない。

 

いっ!

 

と飛び込んだ、飛び込み営業の仕事。

内容はよく分からないが、なかなかの給料。

出勤1日目。

 

 

っエ・・・、

 

 

なんか、吐き気が。

朝のミーティング、怪しいロープレ。

そして初日からワゴン車にのせられ、営業に同行。

 

 

予想的中!

 

 

リフォーム欺、確定。

入社1日にして、退社。

また就職活動へ逆戻り。

 

 

しかし、すぐに最就職先が決定。

今度は場企業の不動産営業。

面接での話では、一千万プレイヤーもいるとのこと!

 

 

よーし、

バリバリ稼いで、借金返済するぞ!

どん底生活の中、微かな光が見えた瞬間だった。

 

 

 


ブラック企業


不動産営業

 

意気揚々で飛び込んだ、動産営業。

 

土、日、祭日まったく、休みなし。

しかし軽自動車を1台与えられ、一人で仕事ができるなかなかの環境。

上司や同僚も面倒見がよく、とてもいい感じ。

さらに朝ミーティングを終え、事務所をでればあとはリー。

 

しかし、世の中、そんなあま~くない。

営業の世界、契約とってなんぼ。

契約獲れないやつは、給料ドロボー扱い。

 

 

1件、また1件、飛び込めど飛び込めど、契約なんて獲れない。

だんだん、上司からのプレッシャーもキツクなってくる。

10ヶ月も過ぎ契約を1件も獲れないと、みんな自主的に辞めていく。

 

 

すいません。

退職させて頂きます。

11ヶ月頑張ったが、1件の契約も獲れず。

 

 

営業車を返却する都合、退職する最後の日は、嫁に迎えに来てもらった。

嫁:「おつかれさま。」

おれ:「わるいな・・・・。」

 

 

無言で家路に向かう。

また再就職活動へ逆戻りだ。

いつになったら・・・。

 

 

 


再再再再再就職


物流業界

35才にもなると、さすがに年齢で募集が制限されてくる。

そんななか年齢制限なしの募集を発見。

物流業者の事務職。

 

 

借金返済可能な給料もあり、決。

面接、小論文と突破し、採用決定。

3ヶ月間の研修を終へ、地元の営業所へ配属。

 

 

それから、はや12年。

借金返済は、未だに継続中。

借金返済中に必ずといって、あま~い惑。

 

 

誘惑に負け失敗し、やっと減った借金がまた逆戻り。

そんなことを繰り返すこと、3回。

もう懲り懲りだ。

 

 

 


崖っぷち


崖っぷち

ほんと今回がスト・チャンス。

 

借金のことは、今まで嫁に内緒でここまできた。

でもあと2年と数か月で、娘が大学受験。

今から一生懸命、勉強している。

 

このままでは、大学なんて行かせてやれない。

借金のこともすべて、話さないといけないだろう。

そうすれば、離婚という可能性もある。

 

 

庭崩壊。

 

 

それだけは何とか避けなくては。

タイムリミットは、2年と数か月。

時間がない。

 

 

破滅か、

 

 

はたまた、

 

 

奇跡の逆転か?

 

 

こうご期待!